今更になってシャーロック・ホームズを読んだ。ホームズだからこその楽しさがあった。

こんばんは。今日は有給取ったから、山奥の温泉に行ってきた。久しく山道を走ってなかったから忘れてたけど、山道ってカーブばっかで、運転しててちょっと酔ったな。

温泉は気持ちよかった。酔って気持ち悪くなったのも回復した。これマッチポンプ。帰宅して爆睡もできた。有意義に過ごせたと思う。

 

最近読んでた「緋色の研究」も読み終えられた。

シャーロック・ホームズの第一作。「100分で名著」でホームズが紹介されるということで、「そういや原典を読んだことなかったな」と思い読んでみた。

 

今更になってホームズ読むと、ホームズだからこその楽しさがあった。数々の作品で扱われてきたキャラクターだからこそ、時代と共に「ホームズ象」みたいなものが出来上がっている。でも、人によって触れてる作品は違うから、個々人にとってのホームズ象も微妙に違ったりする。

そんな今原典を読むと、自分の中のホームズ象との答え合わせをしながら楽しめた

 

自分のホームズのイメージは、やっぱ奇人かな。あと、ワトスンとのコミカルな掛け合い。それは健在だった。

物語の展開や推理は、時たま眼鏡かけた少年が頭にちらついて、「このシーンはあのシーンのオマージュか」みたいな発見があった。

 

けど、作品全体はかなり想像と違った。というか中盤から後半にかけてホームズ出てこなくて、別の人間ドラマが始まった。そこは正直求めてるものと違った。

あと、ホームズといえば頭脳明晰、なんでも知ってる、みたいなイメージだったけど、犯罪捜査に役立ちそうな事柄以外は全く記憶せず、意外と現実的なキャラクターだったんだな。

 

中盤から想像と違いながらも、なんだかんだ楽しく読めた。シャーロック・ホームズを読んだっていう実績ができて、個人的な満足感も得られたし。

ホームズシリーズは長編が4つと短編がいくつかあるらしい。残りの長編だけでも読んでみようと思った。