日本の新しめの本を手に取りがち

こんばんは。昨日の夜に東野圭吾さんの「クスノキの番人」を読み終えた。面白かった。

東野圭吾作品は読みやすく、すぐに引き込まれるのが魅力的だな。結末が若干あっけなく終わってしまったのは残念だったが、心温まるストーリーで読んでよかったと思える話だった。

 

図書館で借りた本だから、今日は午前中に返却しに行った。歩いて行くと片道30分ぐらいでちょうどいい運動になる。ほどよく疲れて、ぐっすり昼寝もできた。

次に読む本も一応借りてきたけど、今すごい読みたいと思える本がないな。読みたい本がないと気分が上がらない。

 

そもそも自分の読書傾向はどんな感じだろうか。特にこれが好きというジャンルはないが、なんとなくこういった本を手に取りがちというのはある。

海外よりは日本。古い本よりは新しめの本。その方がのめり込みやすい。理由は、今の時代の価値観とか知識で読めるから。

 

海外文学とか古典を読んでいると、その国特有の考え方とかその時代の価値観を知っていないと理解しにくいことがある。本の世界に没入する時、それが邪魔になることがある。

国や時代によって人の抱える問題というのも違ってくるから、日本の新しめの本の方が自分自身を投影しやすい。シンプルに読みやすい。

 

でも逆に、読みやすいということは理解しやすくて、今まで自分が知りもしなかった新しい学びに出会いにくいということでもある。やはりもっといろんなジャンルの本を読んだ方が良いよな。

そうはいいつつ、今日借りてきたのも何年か前の本屋大賞だけど。