「ハジケテマザレ」読みました

こんばんは。最近の休みはほぼ毎日図書館に通ってます。

転職関係の本見たり、転職理由とか自己PRを書き出したりしてる。めんどくさくて家にいたら進まないからね。息抜きで小説も読んでいて、金原ひとみさんの「ハジケテマザレ」を読み終えた。

新着本コーナーに置いてあって、10月に出版されたばかりの本だった。コロナ禍のイタリアンレストランで働く人たちの話になっている。コロナなんて最近の話なのに「こんな感じだったな」という懐かしさも感じて、時代の変化も、人がそれに順応していくのも本当にはやい。

 

少し内容に触れていくと、タイトル通り主人公のバイト仲間がハジケタ性格の人たちばかりだし、展開もはっちゃけていた。その様子を見ているだけでも楽しいが、逆に主人公がハジケタ人たちの中で普通の立ち位置にいるから、主人公に感情移入しやすい。

普通というのは良くも悪くも目立つことを避け、周りと比較して中間の立ち位置を求め、それに妥協するような人。自分もそうだし、小説を進んで読むような人もそういう人が多いと思うから、主人公に感情移入できる人が多いんじゃないかな。

無理なく物語に入り込んで、はっちゃけた展開楽しんでたら、あっという間に読み終えていた。