「夏への扉」を読んだ

こんばんは。今日は「夏への扉」という本を読み終えたので、その感想でも書いていきます。

古典的SF小説として有名な作品であり、いつか読みたいと思っていた。といっても、SFというジャンル自体がそれほど好みでなかったから、積んでしまっていた。

読み始めたきっかけはなんだろう。ちょうど季節も夏だし、自然と手にとっていた。夏の雰囲気に当てられたな。結果読み終えて、なかなかに楽しめた

 

ノンストップに展開していくストーリーに最後まで飽きることなく読めたし、タイムトラベル物の醍醐味である過去と未来に散りばめた伏線がつながっていく描写は見事だった。

タイトルにある「夏」要素はほとんど出てこなかったが、印象に残る秀逸なタイトルだと思う。やっぱり、「概念としての夏」は良いよね。爽やかさ、明るさ、未来への希望とかを感じさせる。読後もそんなスッキリとした気持ちになれる作品だった。